食品表示情報局




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  原産地表示

原産地表示に関するものとしては、

■原産地表示(生鮮食品品質表示基準3条)
■原産国表示(加工食品品質表示基準3条)
■原料原産地表示(加工食品品質表示基準3条)


以上の三つの分類があることをまずは頭に入れてください。

その上で、ここでは原産地表示と原産国表示に触れておきます
(原料原産地に関しては、当該ページをご覧ください)

さて、「原産地」表示と「原産国」表示とでは、
微妙に表現が違っています。

ここを疑問に思う方がいるかと思いますので、説明しますと。
別に、生鮮食品にしても他国よりの輸入であれば国名表示です。

従って、「原産国表示」でもいいようなものです。
(実際、生鮮食品品質表示基準にもそう書かれています)

しかし、あえて「原産地」表示としているのには理由があります。
それは「国産」の場合どうするのかという話なのです。

生鮮食品とはいわゆる生鮮三品(精肉・青果・鮮魚)のことですが、
国産表示が認められているのは、「精肉」だけです。

青果と鮮魚に関しては、日本国内産であったとしても、
「国産」表示は許されていません。

他国産であれば当然国名表示となりますが、国内産であれば都道府県名等が必須となります。

これがもし、全ての生鮮食品において「国産」表示が可能なのであれば、
最初から「原産国表示」となっているはずです。

あえて「原産地」としているのは、そういう理由があります。

なお、原産地関連表示に関しては内閣府令には特に規定がなく、
通常JAS法による表示となります。

ですが、この表示を偽るようなことがあれば、
景品表示法や不正競争防止法にひっかかる可能性があるので注意が必要です。

 

  原産国表示

では、原産国表示とはいかなる表示か?
こういう話になります。

これに関しては、

【完成品の状態で輸入された商品に関する表示】

以上のように考えてください。

例えば、この商品。

言わずと知れた『バンホーテンココア』です。
バンホーテンとは人物の名であり、オランダの会社であることはよく知られています。

スーパーなどで手に取りますと、原産国もオランダと書かれています。
これが意味するところは、

【オランダから商品化されたものを輸入し、そのまま日本で販売している】

ということ。

では、その原料であるカカオ豆を日本へ輸入し、
日本で粉にして商品化したら原産国表示はどうなるか?

答えは日本製。
根拠としては、

■カカオ豆に関して「原料原産地」表示適用がない
■日本で製品化された工程が「加工」とみなされる


以上があげられます。

因みに「加工」の定義というのは、

□あるものを材料として、その本質は保持させつつ、新しい属性を付加する

以上となります。

つまり、「カカオ豆を日本へ輸入し、粉にして商品化する」ことは、
「加工」にあたるわけです。

では、

■粉になったものを日本へ輸入し、味付けだけを日本でやって商品化した場合
■完成品をパッケージしない状態で輸入し、日本で包装し販売した場合


以上の場合はどうなるのか?という疑問があるかも知れません。

当方の見解としては、両者とも「外国産」表示が妥当です。

いづれの場合にしても、工程的には副次的なものであり、「新しい属性を付加する」とまでは言えないと考えるからです。

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